【Another Energy展】でフェミニストについて考える
アナザーエナジー展 2021.4.22(木)~ 2022.1.16(日)
にお邪魔してきました。
16人の世界で活躍する女性アーティストの作品が
一気に見られる内容となっており、とても貴重な体験でした。
完全に個人的な見解ですが、色の使い方、色の奥深さは
女性アーティストの方が上手だなと、いつも思わされます。
これらの作品のどれもがだいぶ高齢のアーティストの作品なのですが
どれもエネルギッシュで活力に満ち、
見ている側もその感性に触れることにより
新しい知覚を得るような気がします。
また、その作品群ごとに作者のインタビュー動画も見ることができ
長いキャリアを経たことによって言える事、感じることを
聞くことが出来ました。
インタビューの質問としては
「長い期間制作を続ける秘訣は?」
「あなたにとって時間とは?」
「アートの役割とは?」
「若い人へ伝えたいことは?」
など、それぞれ大変興味深い回答が出てくるので
とても面白かったです。
とにかくアイディアが湧いてきてしまうから、
作品として頭から出さないとしょうがない!のタイプと、
考えて考えて考えて作品を練り上げるタイプと、
二分するものなんだなぁ、と知りました。
そんな中、動画作品のコーナーで「スザンヌ・レイシー」さんの
作品が興味深かったので熱心に拝見させていただきました。
大きな空間に3つの大きなスクリーン。
そこにタイミングをずらして字幕の動画が映し出されます。
内容は、アメリカのどこかで行われた催しの映像で、
女性が社会的に弱者であり続けている現状について
偶然通りかかった人同士で意見を出し合って議論するというものです。
話の内容はアメリカにおいての話なので、日本人にはやや
共感できないような話も入っているのですが、
その中でなるほどなと思わされた一言が
そしてフェミニストとして人種差別、幼児虐待、格差問題、環境問題などに
ついても問題提起しつづける」(僕の記憶ではこんな内容の話だったと思う)
という話をしていて、「フェミニスト」=女性の問題だけを取り上げる人
と思っていた(というか日本ではそうだと思う)がアメリカでは、
あらゆる不条理に対して問題提起する人の事を言うのだなと。
つまりはフェミニスト=平和主義者と言ってもいいようだ。
日本のメディアに登場する自称フェミニストの方たちは
兎に角攻撃的で、自分の考え=正義、それ以外の意見は受けつけない!
という他社に対して不寛容とも思える発言で文句を並べるが、
その一方で色んな立場で苦しい思いをしている人達については
特に何もアクションを起こさないイメージです。
何というか、フェミニストという言葉を不完全な形で輸入して
違った形で使用してしまっている感じがするんですよね。
お寿司でいうところのカルフォルニアロールみたいな、、。
いや、それは寿司じゃないし、、、汗 って感じで。
きっとフェミニズム以外にも、変な形で
海外で流行っているワードを持ってきて
知った顔して使っている事とか多そうだな。
アメリカの格差問題は日本それとはレベルが違うけど、
日本も格差!格差!と騒いでみたり。って事かなと。
今日も「ドミクセ」に来てくれてありがとうございます。
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